介護職や看護職で転職する際に必ず聞かれる退職理由について考えておこう
2020.08.22掲載
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コンサルタントコラム


 

介護職や看護職で転職する際に必ず聞かれる退職理由について考えておこう

 

相手(面接官)に好印象を残すために


介護職・看護職に限らないのですが、社会人として働いていて退職をし、ほかの職場に転職するときには、なぜ退職してしまったのか理由を聞かれます。
このときにネガティブな理由の場合、どのようなことを言って退職したら良いのかわからないものです。
退職理由に嘘をつくのも良くはないのですが、本当の理由を言ってはいけないケースもあります。
よく考えて、相手にも好印象を残せるようにする必要があるのです。
事前に考えておくといざ面接のときにも焦らないので、こちらでは転職理由の伝え方など詳しく説明していきます。

 

なぜ聞かれるのか?

できればあまり良くない理由で前職を辞めた場合は聞かれたくないと思ってしまいますが、介護職で転職をしようとすると必ず聞かれてしまいます。
一番の理由として採用した後に、同じような理由ですぐに辞められたら困るという気持ちが採用側にはあるのです。
一から仕事を教えていく労力、そして特に介護職や看護職の場合は利用者の方だけでなくその家族の方ともコミュニケーションを図っていく必要があります。
簡単に辞められては困るので、多少のことがあっても踏ん張れる根気強い人がほしいと思っています。
長く勤務ができそうな性格の人かなどをチェックするためにも、前職ではなぜ辞めてしまったのか聞かれるのです。
ほかにも介護職では特にヘルパーさんや利用者の方、その家族の方と人間関係が多い職場でもありますので、上手にコミュニケーションが取れるか、仕事への意欲があるかどうかなども一緒に見られています。
 




退職理由として悪口は良くない

本音としては前の職場に対して不満が多く辞めてしまったとしても、なぜかと聞かれたときに不満ばかりを言ってしまうとあまり良くないイメージがついてしまいます。
何も言い訳を準備していないと、つい本音が出てしまって悪口を言ってしまうかもしれません。
どんなに嫌なところがあってもそこをピックアップしていうのではなく、前向きなものへと変換させましょう。
上手に変換できないと、実際に採用して働いてからもすぐに不平不満を持つタイプだと思われてしまいます。
せっかく第一印象として採用したい思われていても、悪口を聞いて見送りにされてしまう可能性もありますので気を付けましょう。
 
 

介護・看護の意欲を伝えていこう

前職では事務や別の仕事をしていた場合でも、それまでに介護・看護で働きたいと思った動機があり頑張りたいということを転職理由として伝えると良いでしょう。
たとえば祖父が体調を崩したときに介護を自分でもやるようになり、もっと介護で困っている方たちの助けになりたいと思ったなどと、エピソードと一緒に意欲を伝えて前の職場を辞めたと言った場合、きっかけがあって介護の仕事を頑張りたいと思っているのだと意欲が伝わります。
長々と前職であった嫌なことを聞いているよりも、面接官として採用したくなるでしょう。
環境が変わることで、どのように取り組んで貢献していくのかを伝えると、転職の理由も上手に伝わります。
 
 

ネガティブな本音は伝えず仕事に対する意欲があることを伝えましょう

転職の理由はたとえ本音は人間関係が嫌であるという場合や安月給というものであったとしても、それをそのまま伝えてはいけません。
あくまでその理由は心の中にしまっておき、相手には介護職への意欲があり転職が決意したと伝えるようにしてください。
それだけでも相手に好印象を与えられますし、採用になる可能性も充分に高くなります。
 
 
 

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